稲が育つのには田んぼの土作りからが重要となっています。
その土作りの段階では様々肥料が必要です。
その中でも主な栄養分は以下の4つになります。

自家製の土壌改良材ともいえる籾殻燻炭の作製工程です。

当園ではお米の精米時に出る籾殻を利用して土壌改良をしています。
昔は牛の寝床などにも良く使われていましたが、最近は木材チップなどに切り替える畜産農家も増えていて、籾殻の処分に困る農家や精米所も増えてきました。

籾殻は殻が硬く分解にも時間がかかりますが、ケイ酸分をよく含み水分を保持すると同時に田畑の排水も助けます。

しかし生のまま大量の籾殻を田畑に入れると雑草が増えたり窒素飢餓など作物の根に悪影響を及ぼしてしまうため、"仙名農園"では籾殻を燻炭化し、微生物にとってより良い住み処をつくるようにしてます。

そして竹炭の写真と籾殻燻炭や竹炭、米ぬか、岩塩などを有機物の散布機で撹拌し散布してます。
「農業用岩塩」というものも使っていてこれも作物にとって食味にかなりいい影響あたえるものとなっています。

海岸端のミカンは甘い、トマトに海水をかけたら甘くなるなど昔から言われています。
近年ではわざわざ海水を汲んで野菜に散布する農家もいるほどです。仙名農園では地下700メートルから採取された岩塩を使用しています。
塩は様々な発酵食品に使われますが塩は微生物の増殖を助けると共に地中深くから採掘された岩塩は海のミネラルを大量に含んでおり作物の糖度や旨味をつよくさせると言われています。